レミントンありがとうございました!
風邪をひきそうになったり、コンディションを整えるのが大変な中でのライブだったのですが、なんとかしっかり歌う事が出来て良かったです。
不調な時でも歌うことによって、体がどんどん元気になってゆく様にも感じます。
雀鬼の桜井章一さんの本の中で、
不調こそが人生
という言葉があって、時折思い出す事があります。
体調というのは良い時を基準にするのではなく、不調こそが基準であって、そこからどうするか、みたいな事が書かれていたと思います。
なにはともあれ、私にとってライブは一番楽しいんだなって。当たり前の事を当たり前の様に幸せを噛みしめる事ができました。
久しぶりに来てくださったお客さんも、本当に嬉しかったなぁ。
本当にありがとうございました。
最近ギターの音がとても大好きです。
一緒にアメリカ旅をした私のギターも、環境温度、季節、すべて音に繋がってるんだなぁとしみじみ思う事が多かったのですが、やっぱりギターも呼吸をしているんだなぁと思います。
三年前、私の親友であり、一番活動を長く一緒にしていたギタリストを亡くしてから、自分の心と歌がとても離れてしまったように感じていました。
その友人がいなければ、私は歌を歌うきっかけすらなかったと思います。
私の恋愛事情や、どうでも良い話など、今までの人生でおそらくお互いに一番語り合った友人でした。
本当に辛い時って涙なんか出ない。
ただひたすら闇雲に歌っていた日々だったかもしれません。
最近ライブ活動を再開させて頂いてから、
音楽が心の中の色んなスイッチに優しく触れてくれるような感覚になる事があります。
こんな気持ちがあったんだとか、
もっともっと私はこうしたかったんだ、とか
それからは、辛かった時、嬉しかった時、ふっと自然に涙が出る事があります。
家族の前で泣いた事などなかったのに、この間妹と口論になっても少し泣きました。
歌は魔法だって
南米の方ではずっと信じて歌われている。
私もそう感じた瞬間でした。
辛い事があっても、音楽にはしがみついていたいなぁと思います。
もし歌いきれない様な辛い事がまたあっても、音楽の力を信じて、大事にしたいなぁと思います。
そして、私がどこまで行けるかわからないですが、音楽で私が誰かの人生を後押しできたり、幸せな気持ちになってもらえたり、大きなステージに立たせてもらえたり、
私の人生で私が歌で残せる全ての事が、その友人の功績に繋がるんだと思います。
先日たこ焼き屋さんでかかっていた
「涙そうそう」の歌詞がとても沁みました。
古いアルバムめくり
ありがとうって呟いた
いつもいつも胸の中
励ましてくれる人よ
温かい歌。
だから、これからも楽しく歌っていきたいな!
楽しいイベント続々考えてます^ ^
少し長くなりましたが、今後ともよろしくお願いしまーす!