言葉
2010.10.08 Friday 15:13
あたしが英語に魅了されたのは、外国人の影響でなく、日本人によってだった。
あたしのすごく好きな、THE EARTHBORNという、ゴスペルクワイヤの、元リーダーを務めていた、藤村マキさんという方の、ソロのライブを見に行った時の事だった。
彼女は、彼女自身の活動の他に、ボイストレーニングの講師をしていた。
その日は、彼女の生徒達の発表会だった。
課題曲は自由。
ただし、外国の曲オンリーという、そんな発表会。
みんな一曲ずつ、盛大に、その場所での自分を披露していた。
そして、最後の最後のトリでの講師演奏。藤村マキさんの歌だった。
彼女はステージに立った瞬間微笑みながら、自分の生徒に語り始めた。
全部英語だった。
その頃のあたしには、その英語の意味の80パーセントがわからなかった。
だけど、言葉の意味以上に、表情、想いから伝わってくる、ストレートな感情に、何故か涙が止まらなかった。
それはあたしの周りの生徒達も同じで、鼻をすする音が静かに暗闇に響いていた。
あたしが一つだけわかった英語があった。
“みんなと過ごす、レッスンという時間は、すごく楽しくて、なくてはならないものです。”
その後、歌われた曲が、あの、ベットミドラーの名曲、
「THE ROSE」だった。
その曲の歌詞は、前に訳した事があったので、伝わってくるもの全て、何度も反復するやまびこみたいに深く、色んな部分に響いた。
いい曲なんで、皆さんも改めて聞いてみて下さい。
今になって、色々考えさせられる事。
世の中に溢れかえってるたくさんの言葉。
その中で、どれだけのものが生きてるんやろう。
あるいは、どれだけの人が、言葉というもの、存在に、命を与えられているんやろう。
あまにも、知られすぎてる、よく使われる日本語、言葉のもつ力に、あたしたちは頼りすぎてるんと違うかな。
英語でもいい。
韓国語でもいい。
ポルトガル語でもいい。
馴染み過ぎた言語を超えて、
あたしが今伝えられる感情を、もっと表に出していきたい。
言葉以外の部分で響いたり通じ合ったりしたい。
それが、あたしが外国語に惹かれた理由の、おおまかなコアなんだと思う。
あたしのすごく好きな、THE EARTHBORNという、ゴスペルクワイヤの、元リーダーを務めていた、藤村マキさんという方の、ソロのライブを見に行った時の事だった。
彼女は、彼女自身の活動の他に、ボイストレーニングの講師をしていた。
その日は、彼女の生徒達の発表会だった。
課題曲は自由。
ただし、外国の曲オンリーという、そんな発表会。
みんな一曲ずつ、盛大に、その場所での自分を披露していた。
そして、最後の最後のトリでの講師演奏。藤村マキさんの歌だった。
彼女はステージに立った瞬間微笑みながら、自分の生徒に語り始めた。
全部英語だった。
その頃のあたしには、その英語の意味の80パーセントがわからなかった。
だけど、言葉の意味以上に、表情、想いから伝わってくる、ストレートな感情に、何故か涙が止まらなかった。
それはあたしの周りの生徒達も同じで、鼻をすする音が静かに暗闇に響いていた。
あたしが一つだけわかった英語があった。
“みんなと過ごす、レッスンという時間は、すごく楽しくて、なくてはならないものです。”
その後、歌われた曲が、あの、ベットミドラーの名曲、
「THE ROSE」だった。
その曲の歌詞は、前に訳した事があったので、伝わってくるもの全て、何度も反復するやまびこみたいに深く、色んな部分に響いた。
いい曲なんで、皆さんも改めて聞いてみて下さい。
今になって、色々考えさせられる事。
世の中に溢れかえってるたくさんの言葉。
その中で、どれだけのものが生きてるんやろう。
あるいは、どれだけの人が、言葉というもの、存在に、命を与えられているんやろう。
あまにも、知られすぎてる、よく使われる日本語、言葉のもつ力に、あたしたちは頼りすぎてるんと違うかな。
英語でもいい。
韓国語でもいい。
ポルトガル語でもいい。
馴染み過ぎた言語を超えて、
あたしが今伝えられる感情を、もっと表に出していきたい。
言葉以外の部分で響いたり通じ合ったりしたい。
それが、あたしが外国語に惹かれた理由の、おおまかなコアなんだと思う。
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