sweet home Chicago

2011.08.20 Saturday 14:26
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    シアトルのバスディーポから、ラピッドシティに向かおうとした所、まさかの展開、チケットが売り切れだと。

    あたし、今まで何十回と、この長距離バスに乗ってきたけど、売り切れなんて始めてだった。

    8時間待ったあげく、売り切れで、次の便は翌日。しかも、ここのバスディーポは12時で閉まってしまうため、この治安の悪いダウンタウンの外れに、取り残されてしまうかもいう面倒な事態だった。


    ラピッドシティでは、マウントラッシュモアのツアーを予約している為、翌日では間に合わない。


    こうなったら立ち乗りでもいいからなんとか乗せてもらえないかな。
    そんな願いを込めて、もう一度係員に訪ねに言った。


    「売り切れっつったら売り切れだ!
    売り切れ。無理無理。」


    私の願いは叶わなかった。



    まぁ、ここはアメリカ。色んな考え方がある。(どっかで聞いた言葉。笑)



    私は諦めた。(ふりをした。)



    そして、ギリギリになって、人混みに紛れこみ、勝手に乗り込んだ!



    大成功!(笑)


    今考えると、やろうと思えば長距離バスも、タダで乗れるんやね。


    そして、次の日のツアーにはちゃんと間に合う事ができた。

    私は自由の多いツアーによく参加する為、すごく楽しめた。




    九時間のツアーが終わり、夕方からは、また長距離バスで。


    (今度はちゃんとチケット発行してもらってます。)



    向かう先は、シカゴ!!


    楽しみにしてたんだな。




    シカゴは芸術の街。

    至る所に、彫刻や像などがある。


    そして、何よりも、たくさんのブルーズを聞けた事。



    今は、いよいよ、最終地のニューヨークに向かってる。


    本当は、今の時間、長距離バスの中にいるはずだった。



    今回も、たくさんの写真をアップしたかった。


    だけど、出来ない。



    デジカメのUSBケーブルはバックパックの中。


    またバックパックが行方不明だ。


    そう、最後の最後で。




    荷物がなくなったぐらいでは、私は焦らない。

    バックパック丸ごと行方不明事件は、今回が二回目だ。



    一回目の紛失は、ラスベガスに着いた際。

    大冒険の始まりだって、一人でニヤニヤしてた。



    もし見つからなくても、ベガスで歌を歌って稼いで、全てを取り戻そうと思っていた。


    あの事件はやる気に繋がった。

    そしたら、思ったよりも早く見つかった。

    今考えたら、あの時は、帰りの飛行機のチケット関係も、全部バックパックに入れてたんやから、もうちょっと焦るべきやったんかな。



    今回は、昨日から色々あたってはみたけど、未だに消息が掴めていない。


    もう目の前がゴールなので、そこまで必要じゃない。



    今回は、帰りの飛行機のチケットも、別にしてあったから大丈夫。

    お金もちゃんと無事。


    ギターも無事。


    でも、元気が出ないな。





    ここに来るまで、いらなくなった物や、かさばる不要な物、本も、所どころで捨ててきていた。


    増える一方の荷物なので、バックパッカーにとっては仕方のない事。



    やけど、改めて、物の大切さを今回考えてみた。



    たかがバックパックかもしれないけど、この三ヶ月間、私の旅を、生活を、支えてきてくれた、大切な仲間。



    そう。仲間。



    バックパックのポッケには、前夜祭の時、きょうこちゃんがくれた、裏に「のん」って刺繍してある、モケケのマスコットや、幼なじみの岩子がくれた手紙、同じく「出発の飛行機の中で読んでね」って、はるちゃんがくれた手紙。

    ソルトレイクシティで、ステイ先のおばさんが、帰国した時の楽しみにってくれた、手作りのジャム、

    ケイくんがくれたオリジナルTシャツ。


    たくさんのお守りも入ってる。




    単純に、私だけがゴール、


    そんな気が進まない。






    そう、だから私は今、乗るはずのバスを見送って、クリーブランドという街で、連絡を待っている。




    ニューヨークの宿も予約してたけど、
    一晩キャンセル覚悟で、あと一日待とうと思う。


    でも、リミットはあと一日。

    私はあと3日ほどでアメリカを出ないと不法滞在になる。




    あと一日待って見つからなかったら、諦めて、そのままニューヨークに向かおうと思う。




    ニューヨークがゴール地点というのは、一年ぐらい前から決めていた。


    ちゃんとバックパックを背負って一緒にゴールしたかったけど、もし私がバックパックの立場なら、




    例え離れ離れでも、私に「行け」って言うと思うから。




    あと一日待とう。


    こんな時に、変な考えかもしれないけど、


    物は、出来るだけ大切にしたい。


    ただその想いだけに切なくなる。





    今日の宿は久々のバスディーポだな。




    久々の写真なしブログだけど、文字って素敵だな。



    non. from Cleveland











    category:アメリカ一周3ヶ月一人旅 | by:noncomments(0) | - | -
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